2023.11.12

2023年 ベトナム・カンボジアプロジェクト(9/1-7)②

この記事では、カンボジアプロジェクトでの活動内容について詳しくご紹介します。




ベトナムプロジェクトDay1

ベトナム・カンボジアプロジェクト初日のスケジュールは、まずベトナムで活躍するOGの方を訪問することでした。OGの方は、在学中や卒業後に海外へ留学しており、当時の滞在のお話だけでなく、これから社会に出る学生達にはどのような生き方があるのかという選択肢について、考えるきっかけとなるようなお話をしていただきました。

その後はハノイ在住の日本人中村さんに旧市街を案内していただきベトナムでの滞在を楽しみました。

中村さんとゼミ生 旧市街にて


学生達は研修を通して海外でのキャリアや将来の生き方(ギャップイヤーなど)について考えを深めるだけでなく、隙間時間で街へ繰り出しマッサージスパへ行ってみたり、日本では身近ではないバイクタクシーを体験するなどして滞在を楽しむことができました。初めて海外やアジアの他国へきた学生にとっては、そのような移動も一つの挑戦となりました。




ベトナムプロジェクトDay2

二日目は、ベトナムからカンボジアへ移動します。シェムリアップ空港で観光ビザを申請し入国したあとは、市場やカンボジアでも華やかな観光地の一つとして有名なパブストリートへ足を運ぶ機会もありました。夜の街は治安が維持されており、ナイトタイムエコノミーを学ぶにはよい題材でした。

パブストリートにて






カンボジアプロジェクトDay1

三日目は、カンボジア滞在のメインである見学研修へ向かいます。カンボジア研修の初日はCWBの運営する学校であるプーンアジ(Phum Asia)を訪れました。そこでは、生徒達がビジネスや言語について学習しながら仕事や文化を守るための取り組みを行っています。

今回の訪問では、プーンアジやカンボジアの文化について学校内にあるミュージアムを見学しつつ案内をしていただきました。

また、案内終了後は3班に分かれてプーンアジの様々な仕事を体験させていただきました。

主に男子は、現地の学生達と施設の屋根の修理をお手伝いしました。建物も日本の現代的な造りと異なり、自然の素材がたっぷりの高床式木造建築です。

女子はプーンアジで販売している商品であるカシューナッツバターとバナナチップの製造をお手伝いします。カシューナッツバターはボリュームのある優しい味のバターで、パンにとても良く合います。1班は現地の学生と共にナッツの薄皮をむく手伝いを行いました。もう一班は、バナナチップの製造をお手伝いします。バナナを薄くスライスした物を揚げ、調味料で味付けして袋詰めする作業を行いました。現地の学生は12-17歳ほどと、とても若いにもかかわらず英語でコミュニケーションをとろうとしてくれます。日本からの学生側も、事前に英語の表現や現地での簡単なコミュニケーションについて(クメール語など)学習しておくことがとても重要だと実感しました。

バナナチップ作りを体験する学生と現地の生徒


夜はプーンアジの学生達が文化を守るために練習してきたダンスパフォーマンスを披露してくれました。私たちはお礼として、昨年のダンスに引き続き「かわいくてごめん」を披露しました。

ダンスだけではなく、言葉は上手に通じなくても積極的にコミュニケーションをとり、相手を理解しようとすることで、学生達と打ち解け楽しい思い出を作ることができました。

 

次の章ではカンボジア研修二日目からの滞在について紹介してきます。