2023.11.11

井門ゼミナールに興味ある皆さんへ

井門ゼミの特徴

・井門ゼミでは「観光人類学(コミュニティベースドツーリズム)」や「観光経営学」「観光マーケティング」からのアプローチを中心に、様々な観光まちづくりの現象に関して、学生自らが独自の研究テーマをみつけ、研究していきます。同時に、自己変容を目指して国内外でのフィールドワークを行い、社会経験の中で成長を目指す(強くなる)という大きく2つの目標があります。一度しかない大学生時代、専門ゼミで大きく成長してください。

・社会に出て社会人と対等に会話し、意見交換をするためには、常に知識のインプットが求められます。それぞれの研究テーマに即した本や先行研究を紹介しますので、常時何かを読み、問題意識を持ち続けていく必要があります。3年次ではその成果を輪番で発表します。4年次ではテーマを決め卒業研究に取り組みます。問題意識を醸成する最初の1冊をあえて挙げれば「観光の力(半藤将代著、National Geographic)」をお勧めします。

・ゼミでは社会人とのコミュニケーションや協働を重視し、セメスター(前期・後期)毎に「プロジェクト」を実践します。そのため、社会でのマナーや挑戦心(時間厳守、臨機応変、主体的行動、乗り越える力、等)が求められます。また、ゼミ生同士のチームワークや、海外で過ごす上で基礎的な英語でのコミュニケーション力や異文化理解力・適応力も試されます。1年休学しての留学やワーホリ等も推奨します。必要により経験のある先輩も紹介できます。プロジェクトの行き先は毎年少しずつ変わります。

・また、社会で生きていく力(社会人基礎力)をつけるために、希望者に夏休み「インターンシップ」を推奨しています。特に、3年生には島根県(温泉津温泉、大森町)山口県(楠クリーン村)をお勧めします(その他もあり)。インターンシップはこちらからお願いして体験させていただく関係上、原則無給・交通費自己負担です。フットワークの軽い好奇心豊かな方をお待ちしています。

 

井門ゼミの卒業論文(テーマ例)高崎経済大学の一例

宿泊施設とプラスチック新法に関する実証的考察 ―新しいアメニティ提供の在り方とは―
衰退していく旅館の中で生き残る旅館の考察 −ファミリービジネスと小規模旅館の実態−
なぜベトナム人留学生は出稼ぎ形態で労働するのか ―ベトナム人留学生のインタビューから考える―
AIと人間の共存がもたらす社会への影響の分析 ―対人コミュニケーションの限界と可能性―
キャバクラの存在意義とは ―高崎市における参与観察をもとに―
よそ者は温泉街を救うのか ―長野県松本市浅間温泉でのインタビュー調査から―
旅館業における過剰サービス ―提供者と顧客のニーズの不一致―
“日本型Community Based Tourism”の有効性 ―今後の日本における持続可能な観光とは―
日本におけるエコロッジの可能性 ―日本での展開に向けた予備的考察―
事例から学ぶVFRの今後の展望 ―SCATを用いて分析したVFRの可能性―
地方移住はキャリア形成に有効か ―島根県隠岐郡海士町での参与観察調査とインタビュー調査から―
エスノグラフィーに基づく旅館業の考察 ―旅館のIT化はなぜ進まないのか―

 

井門ゼミの就職先(観光まちづくり関係の例)高崎経済大学・文教大学の一例

(株)セルリアンタワー東急ホテル(宿泊・婚礼)
(株)ホテルオークラ東京ベイ(宿泊・婚礼)
(株)KPG HOTEL &RESORT(宿泊・婚礼)
(株)星野リゾート(宿泊・婚礼)
(株)バリューマネジメント(宿泊・婚礼)
(株)カトープレジャーグループ(宿泊・婚礼)
(株)JTB(旅行・まちづくり)
(株)東武トップツアーズ(旅行)
(株)八十二銀行(金融)
(株)大成建設(建築・まちづくり)
(株)プライムコンセプト(コンサルティング)
(株)アール・ピー・アイ(リサーチ・コンサルティング)
(独)中小企業基盤整備機構(リサーチ・コンサルティング)
長野県庁、群馬県庁、高崎経済大学大学院

 

井門ゼミを志望する皆さんへ

井門隆夫研究室のページ(このサイト)新エコロッジ研究室、それぞれちょっと古いですが、高崎経済大学井門ゼミ1~8期FacebookページInstagam立教大学観光学部井門ゼミ1~3期Facebookページ文教大学国際学部井門ゼミ1~4期Facebookページ、オープンゼミや個別相談での情報を参考に、具体的なゼミ活動を十分理解したうえでエントリーしてください。楽しそうな面ばかりしか発信していませんが…基本の雰囲気や活動はほぼ同じです。質問があれば遠慮なくしてください。ゼミ活動に対する理解度の高さや具体的志望動機、挑戦心や意欲が選考基準となります。部活との両立は十分にできますが、ゼミのある日は(サブゼミになる日もあるため)できるだけアルバイトを入れないようお願いします。アルバイトよりゼミ活動が優先となります。

週刊トラベルジャーナルでは、定期的に井門が連載や特集記事を執筆していますので、参考にしてください。雑誌はCMIのラックに毎号置かれています。定期的に内容を眺めるようにお願いします。

・プロジェクトは原則全員参加となります。2024年はカンボジア(夏)と松之山温泉(冬)を予定しています。費用は15万円(夏)+5万円(冬)程度必要となります。冬はプロジェクトの原価を含みます(利益が出れば相殺されます)。プロジェクト以外の出費(懇親会や希望者での視察旅行等)は全て任意となります。

 

研究室訪問・チャットでの質問

質問のある方はTeamsチャットやメールで質問してください。