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2016/09/16 13:45

スカイランタンを夜空に飛ばそう~この夏、手ぶらでキャンプ!

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自然の中に行こう!

さあ、世の中は夏休み! 本日(19日)関東甲信越地方も梅雨が明けました。早速の猛暑がやってきましたね。

今年の夏休みは、やっぱり東京ディズニーリゾート(TDR)やユニバーサルスタジオジャパン(USJ)が人気のようです。TDRのアナ雪効果や、夏休み直前のハリーポッターのテレビ放映なども効いているのでしょう。都内や大阪のホテルはもう取れません!

って、でも、夏休み、ほんとうに東京や大阪でよいのでしょうか。(もちろんOKですが!)

個人的には、ぜひ夏こそ「自然の中」へ飛び込んで欲しいと思います。 特に子供のいるご家庭は、私ごときに言われなくても十分おわかりかと思いますが、「自然は子供を成長させます」。自然体験の多い子供ほど、情緒が安定し、やさしい子に育つという学術論文もかなりあるのはご存じのとおりです。 

山に登り、雲の上に出てみよう。 川で泳ぎ、水の冷たさを実感しよう。 海で波の迫力を確かめよう。

山菜や川魚の苦み、米のおいしさ、いつもと違う味噌の味、そうした日本の食をもう一度再認識しよう。

虫や魚にさわったり、時には植物で手を切ったり、泥んこになったり・・・

でも、それって、子供にとってはよいことなのだけど、親にとっては少々面倒。 準備にお金もかかるし、親が川魚が苦手だったり、虫も嫌いだし、洗濯ものも増えるだけ。それよりは、テーマパークのほうが楽だし皆で楽しめる・・・

自然体験の多い子供は育つみたいな学術論文はわかるけど、それって逆説で、結局、裕福で余裕のある家庭だからこそ、自然体験のできる余裕があるのではないか。 そう考えてもおかしくはありません。

手ぶらでキャンプ!

「確かに自然体験が大切なのはわかる。けど、ちょっと億劫」。そんなふうに思っている方がいらっしゃったら、ぜひ教えてあげたいのが次のプラン!

今から20年近く前、私の子供がまだ小さかった頃に出会ったのが新潟県六日町の「田舎体験プラン」。このプランは、旅館組合の方が総出で、地域の旅館に泊まっているファミリーに田舎体験をさせてくれます。本物の川遊び、マスのつかみどり、真っ黒になりながらのじゃがいも堀り、昼でも捕まえられる不思議な森!でのカブトムシ採りなどを終えて、最後に食べる魚沼産コシヒカリのおにぎりは最高でした。1泊3食でここまでできるか、というこのプラン。今では、数千人がやってくるビッグプランになりました。

そして、こちらも10年以上続くのが、長野県白馬八方温泉、ホテル五龍館の「温泉ホテル&キャンプ」。1泊目がキャンプ、2泊目は温泉ホテルで宿泊する2泊3日のこのプラン。ミソは、1泊目のキャンプの日でも「ママや小さな子」のために「控えのホテルや宿」がついていること。つまり、テントで泊まりたくないママたちのために、周辺のプチホテルや民宿の部屋を取ってくれるのです。パパとちびっこがテントで泊まる夜。ママだけは控えの部屋でお泊まりして、翌朝、朝食時間とともにキャンプ場に送迎してくれます。 バーベキューや花火までは家族一緒。おやすみの時間だけ抜け出すって、ママはまるでシンデレラ!(笑)

このプランでは、テント(今夏は全て新調!)やシュラフ、バーベキューの準備や食材、什器の用意まで、全部ホテルがやってくれるので、本当に手ぶらでOK。ママひとりででも子供をキャンプ体験させられることもあり、こちらも例年大人気。毎日10組くらいのファミリーがキャンプをしています。

月の出の遅い8月3日には、まるで「塔の上のラプンツェル」のシーンのような、スカイランタンを白馬の夜空に飛ばすイベントも恒例化。クラヤミのなかで、火が作る灯りと暖かさを実感できる夜をテーマに、学生のお姉さんたちととともに思い出づくりをします。

大人だって、アートと自然を満喫!

子供ももう中高生。さすがに、もうキャンプは卒業かな。そんなファミリーなら、今夏、3年に一度新潟県十日町市周辺で実施される「越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭」へ!

国内外のアーティストが創造した数百のアート作品が、棚田の美しい里山の中に散りばめられ、パスポートを胸から下げ、いくつアート作品をまわれるか、めぐり歩く芸術祭。草いきれや、昔の家のにおいも懐かしく、陽水の「少年時代」が自然と遠く聞こえていそうな一日を味わえるでしょう。こんな民家に泊まって、さらにノスタルジーに浸る夏もよいものです。

さあ、暑い夏が始まりました。都会で汗をかくよりも、自然の中で汗をかきに出かけませんか!

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